怒るのではなく、叱る

感情のままに怒るのを止められない時がまだある。
叱ると怒るは違うんですよね。
だから気付いた時には、後からでも素直に子供に謝るようにしています。

よくあるのは子供が何かをこぼした時。
「コラ!よく見ていないからでしょ?だから言ったじゃない(怒)」
…と、ついイラっとして即座に怒ってしまう。

でもすぐ後に気付くんです(これは瞑想の成果!)。
イラっとするのは【床が汚れたり】、
それを【掃除しなくちゃならない】のが嫌だからです。

それで子供を怒るのは、ただ自分のイライラを子供にぶつけているだけで、
子供をしっかり躾けるための「叱り」ではありません。

イライラが過ぎて冷静になると、

あ~自分だってこぼすことあるよなぁ。
うっかりってあるよなぁ。

と思うのです。

それなのに子供に「注意が足りないよ!」と怒るのも変よね(笑)。
自分も同じことするしね。
注意しててもついってこともある。

こぼしても床が汚れず、掃除もしなくてよければ、
きっと「気をつけようね。」と子供に声をかけるくらいで、
怒りはしないな…と気付くのです。

怒ることではなかったな。
自分がただ仕事が増えることにイラっとしただけで、
子供は悪くないな、とわかった時、
その気持ちを素直に子供に伝えるようにしています。

あの時怒ってしまったけど、ママだってこぼすことあるし、
怒ることではなかったと思ったよ。気を付けていてもこぼしてしまうことはあるし。
イラっとしてつい怒ってしまったけれど、ごめんね。
これからは気をつけようね。

そうすると子供はたいてい、
ママだってそうでしょ?なんで怒るの?
とかぶせてきますが(笑)、

悪い気持ちはしていないというか、
むしろ嬉しそうにしています。

自分でもわかってて感情がコントロールできない時がまだあって、
コントロールできないから子供にぶつけてしまう。
それが今の自分だなぁ、と認識するだけの話で、
罪悪感を抱いたり自分を責めるのは自分を最も傷つけるからしないようにしている。

ただ、気付いたなら素直な気持ちを伝える。謝る。

今はそうしています。

ちなみに、
床が汚れたり掃除することが嫌とか、
余計な仕事増やさないで!というイライラのエゴは、
瞑想すればなくなります。

イライラがなければ、
常に子供の躾けに必要なことだけを、
しっかり伝えることができます。

子供に感情をぶつけ続けると、子供が委縮してしまいします。
正直な気持ちを閉じ込めてしまう子供になってしまうかもしれません。
感情を心の奥にしまい続けると、いつか病気になります。

子供が子供らしく、素直でいられる。
困った時も嬉しい時も、それをいつもそのまま伝えてくれる。

その環境は親が創るものだと思っているので、
子供をしっかり見ながら、良い環境づくりにトライし続けたいですね。

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